いくつもの橋を渡り、とび島をめぐる「しまなみ海道」の魅力。

 
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島から島。眼下に瀬戸内海を眺めて走る
空中のサイクリングロード。
しまなみ海道を体験してきました。

サイクリストの聖地として名高い「しまなみ海道」。瀬戸内海の海を眺めながら自転車で走ることのできるサイクリングロードということもあり、 今や日本だけでなく海外からの自転車ファンからも注目をあつめています。そんな「しまなみ海道」の魅力がどんなものか、スマキタでは実際に走ってみました。 これから初めてしまなみ海道へ訪れるサイクリング初級者の方でも安心して走れるよう 「しまなみ海道」の魅力と、これだけは押さえておきたいポイントを紹介します。


しまなみ海道のサイクリングロード
しまなみ海道

瀬戸内しまなみ海道(以下しまなみ海道)は尾道・今治間の海峡をむすぶ西瀬戸自動車道(にしせとじどうしゃどう)の愛称。 四国愛媛・今治と広島・尾道を結ぶ全長約70kmのしまなみ海道には、日本で初めての海峡を横断する自転車道(瀬戸内海横断自転車道)があり 自転車に乗る人なら誰でも一度は憧れる「サイクリングの聖地」といわれています。

現地で自転車をレンタルできるので
手軽に「しまなみ海道」を体験できます。

レンタサイクルの利用がおすすめです。

夕方に北九州市を車で出発し、約5時間かけて尾道市へ到着したスマキタ特派員。尾道市で一泊し、 翌早朝に尾道港(駅前港湾駐車場)にあるレンタサイクルターミナルで自転車をレンタルしました。 しまなみ海道では、いたるところにレンタサイクルのターミナルがあるので、自転車を車に積んでゆかなくても現地でサイクリングを楽しむ事が出来ます。 また、各ターミナルへの乗り捨ても可能なので、 しまなみ海道を全部自転車で渡る自信がない方でも、好きな区間を選んで、気軽に楽しめることが可能です。



しまなみサイクリングクーポンを活用しよう。

サイクリングターミナルでは「しまなみサイクリングクーポン」が販売されていて、コレを購入するとしまなみ海道全線の自転車通行料が半額の250円になります。 無人の料金所で小銭を探す手間を省けるうえに、 しまなみ海道沿線での使節用割引クーポンも付いています。尾道からスタートする場合は尾道駅前の観光案内所で販売できます




自転車の貸し出し料金は大人500円(子ども300円)に保証料1,000円(返却されます。 ただし、別のターミナルで乗り捨てする場合は保証料1,000円は返却されません)
レンタサイクルターミナル情報はこちら(平成27年3月現在)





全長約70km。
尾道市をスタートして今治市を目指すロングコースにチャレンジ。

しまなみ海道のサイクリングロード

尾道港から渡船をつかって
第一の島「向島」へ

今回わたしたちが実際に走ってみたのは尾道から出発して、今治を目指すロングコース。尾道港の駅前港湾駐車場で自転車をレンタルして、瀬戸内海横断自転車道をたどりながら今治市を目指す、全長約70キロのロングコース。自転車を借りたターミナルの近くに渡船場があるので、自転車を船に積んで200m先の向島へ渡りました。料金 大人100円、自転車10円、合計110円(平成27年3月現在)。約5分ほどの短い船旅を終えるといよいよとび島を巡る、ツーリングの旅がスタートです。



いたるところに道標。
サイクリストに優しい
しまなみのサイクリングロード。

島に上陸すると、すぐに道路脇の青いラインに気がつきます。これが瀬戸内海横断自転車道の目印。 瀬戸内の島々には、サイクリングロードを示す標識や表示がいたるところにあり、初めて走る人でも迷わない工夫がされていました。




しまなみ海道のサイクリングロード
 

サイクリストを助ける「しまなみ
サイクルオアシス」があるから初心者も安心  

また「サイクル・オアシス」と呼ばれる、サイクリストをサポートするエイドポイントもコース上にいくつもあり、 しまなみ海道を訪れたサイクリストがトイレや空気入れ、水分補給で困らないためのサポートが充実。サイクリストの聖地とよばれるのは、 美しい景観だけが理由ではなかったようです。

  


瀬戸内海の島を7つの橋で結ぶ、美しい空中回廊。

空中を駆けているような爽快感!

しまなみ海道の醍醐味は何と言っても、瀬戸内海を眼下にながめながら走る7つの大橋。島から橋へと登る時はそれなりに大変ですが、登ってしまえば海からの爽やかな風が吹き抜けてとにかく快適。来島大橋、伯方・大島橋、大三島橋、多々良大橋、生口橋、因島大橋の7つの大橋とそれを繋ぐスロープを走っている間、まるで空中を駆けているかのような開放感でした。  


しまなみ海道のサイクリングロード
しまなみ海道のサイクリングロード

アートや歴史に触れ、柑橘や海産物に舌鼓をうつ。

しまなみ海道のサイクリングロード

瀬戸内のスイーツに癒される

優美な橋でむすばれた瀬戸内の島々は、柑橘類が取れることで有名。自転車を走らせていると、いたるところに色鮮やかな果実を実らせた柑橘の木々が目を楽しませてくれます。そんな瀬戸内海の柑橘を使ったスイーツを楽しむことの出来るパティスリーやお土産屋さんもコース上にはたくさんあります。サイクリングの合間に、ぜひ立ち寄ってみてください。



島々のアートにふれる

また、しまなみ海道のなかには島全体がまるごと美術館になっている「島ごと美術館」(生口島)があったり、海を望む丘に建つ「ところミュージアム」(大三島)があったり、 島の風景に溶け込んだ、遊び心と芸術性を兼ね備えた作品を探しながら、ゆっくりサイクリングを楽しめます。






ジェラート「ドルチェ」さん
瀬戸内名産のの塩や柑橘系のジェラートをぜひ堪能してみてください♪




島ごと美術館(生口島)
瀬戸田を歩いていると、いたるところに現代アートを見つけることでしょう。これらの作品は、推 薦されたアーティストが島のなかにみずから場所を選び、風景から受けたインスピレーションを 形にし、設置されたものです。サイクリングを楽しみながら、いくつ見つける事が出来るでしょう。

しまなみ海道

ところミュージアム大三島
ところミュージアムは大三島にある現代アートの美術館。 展示品もさることながら、館内のオープンテラスからは瀬戸内海の 多島美が望めるため、観光客の絶好のビューポイントとなっています。


しまなみの歴史にふれる

忘れてならないのが、かつて日本の海賊として瀬戸内海で勢力をふるっていた「村上水軍」の存在。村上水軍は戦国時代に「海の大名」と呼ばれ、瀬戸内海を支配していました。そんな村上水軍に関わる展示物や今治地域の歴史や文化の貴重な資料が多く展示されている「村上水軍博物館」も、しまなみ海道をサイクリングする際にぜひ立ち寄ってもらいたいスポットのひとつです。



村上水軍博物館
  


道の駅でしまなみの特産品と出会う

しまなみ海道

しまなみ海道にはいたるところに道の駅があり、瀬戸内の特産品を購入できます。サイクリングの合間の休憩や、お土産などの購入に利用すると便利です。大島まで来たら、ぜひ立ち寄って欲しいのが道の駅「よしうみいきいき館」。獲れたて新鮮な魚介類のなかから好きなものを選んで七輪で焼いて食べる海鮮七輪バーベキューは絶品です。



 

来島海峡大橋を渡ればいよいよゴールの今治市。
バスで尾道までもどろう。

しまなみサイクルエクスプレスを
利用して尾道港まで戻れます。

来島海峡大橋を渡れば、そこはゴールの今治市。早朝に尾道港を出発してから約10時間をかけて今治駅まで到着。今治駅のレンタサイクルのターミナルで自転車を乗り捨てして、バスを使って尾道まで戻ることができますが、その際は保証料の1000円は戻ってこないので注意が必要。自転車を持ち込める高速バス「しまなみサイクルエクスプレス」を利用すれば、借りた尾道港で返却することも可能です。

(平成26年3月現在)

今治駅前からバスに乗車して、出発地の尾道港へもどります。


しまなみ海道を自転車で渡る前に知っておいてほしいこと。

体力と時間に余裕をもってチャレンジを。

実際に走ってみて分かりましたが、しまなみ海道はとても美しく、魅力がいっぱいつまったサイクリングコースでした。穏やかな海に点在する美しいしまなみを眺めながら、瀬戸内海の豊富な海の幸、レモンやでこぽんなど柑橘類のスイーツなど楽しみ渡っていける爽快な空中回廊は、自転車に乗らない人にもぜひ体験してもらいたい、素晴らしい道です。しかし片道70kmと長いうえに、島と橋をむすぶスロープは高低差があり、それなりに自転車に乗り馴れた人でなければ完走は難しいでしょう。初めて走ってみる場合は、私たちのようにレンタルサイクルを利用して、時間に余裕をもってチャレンジすると良いでしょう。その際、体力的にきついと感じたり、予定時間を大幅にオーバーするようなら、近くのターミナルで自転車を乗り捨てして、公共交通機関で目的地まで進むことをオススメします。また、今回私たちが走ったコースは「しまなみ海道」のほんの一部です。皆さんがチャレンジする際には、コースの下調べを入念に行い「しまなみ海道」のさらなに魅力的なサイクリングコースを見つけて下さい。


しまなみ海道のレンタサイクル、サイクリングロードに関する情報が満載
SHIMAP しまなみ海道観光マップ