自転車事故の責任問題|
自転車事故で問われる責任問題

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自転車事故の責任問題について 自転車事故で問われる責任問題

自転車事故の加害事例を紹介

自転車のヘルメットを被った男性キャラクター

自転車事故を起こしてしまい、数千万円も損害賠償を支払う事例も発生しているぞ!

  • 損害賠償9,521万円

    散歩中の歩行者と正面衝突。
    歩行者は転倒して意識不明。

    夕方、ライトを点灯して坂を下っていた自転車が、散歩していた歩行者と正面衝突した。転倒し、頭を強打した歩行者は、5年以上過ぎた今も意識が戻らず寝たきりの状態が続いている。

    (平成25年7月判決 神戸地裁判決)

    散歩中の自転車と正面衝突する自転車
  • 損害賠償9,266万円

    車道を斜めに横断し、歩行者と衝突。

    高校生が、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた会社員と衝突。会社員に重大な障がい(言語機能の喪失等)が残った。

    (平成20年6月判決 東京地方裁判所)

    車道を斜めに横断し、歩行者と衝突する自転車
  • 損害賠償6,779万円

    片手運転で下り坂を走行し、
    歩行者に衝突。

    男性が夕方、ペットボトルを片手に下り坂をスピードを落とさずに走行し交差点に進入、横断歩道を横断中の女性と衝突。女性は脳挫傷等で死亡した。

    (平成15年9月判決 東京地方裁判所)

    片手運転で走行し歩行者に衝突
  • 損害賠償5,438万円

    信号無視で交差点に進入。
    歩道を歩いていた歩行者に衝突。

    男性が昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入、青信号で横断歩道を横断中の女性と衝突。
    女性は頭蓋内損傷等で死亡した。

    (平成19年4月判決 東京地方裁判所)

    信号無視して交差点に侵入し歩行者と衝突する自転車

もしも事故を起こしてしまったら?

自転車のヘルメットを被った男性キャラクター

慌てず、落ち着いて冷静に対処するんだ!
まずは相手の状況確認を!

  1. 事故の相手がケガをしている場合はすぐに119番で救急車を呼ぼう
  2. 二次被害を防ぐため、自転車を歩道などの安全な場所へ移そう
  3. 現場を確認し、けが人の人数や状況を警察に知らせよう
  4. 事故の相手の名前、住所、連絡先をお互いに確認しあおう

自転車保険に入っておこう!

自転車のヘルメットを被った男性キャラクター

自転車事故のリスクに備えて、
保険に加入しておくことはとても大切だぞ!

令和2年10月1日から加入が義務となりました!!(福岡県自転車条例)

加害者となるリスク

自転車事故での損害賠償に備えるには、他人にケガを負わせたり他人のモノを壊した場合に支払われる「個人賠償責任保険」があります。

被害者となるリスク

転倒などで自分がケガを負った場合に備える「傷害保険」があります。自転車安全整備店で購入又は点検整備を行い、基準に合格した自転車に貼られる「TSマーク付帯保険」なら、自分のケガと他人に負わせたケガの両方に対して、保険が支払われます。

自転車は軽車両。事故をおこせば当然加害者になることもありえる。

万が一のために備えて必ず保険に入りましょう

近年、子どもが起した事故により、保護者が高額な賠償金を請求される事例もあります。こうしたことから、福岡県自転車条例が改正され、令和2年10月1日から自転車保険の加入が義務となりました!自転車保険を対象とする保険は様々で種類もたくさんありますので、自転車を運転する人の実情にあった保険に加入しましょう。

自転車事故を対象とした保険の一例

  • 自動車保険や火災・地震保険等の特約で自転車事故がカバーされる保険。
  • 自転車販売店(自転車安全整備)で点検・整備(有料)を受けることでカバーされるTSマーク付帯保険
  • コンビニエンスストアや携帯電話から申し込みができる保険など

個人賠償責任保険特約や自転車保険でカバー

保険の種類と補償内容

保険の種類と補償内容の図

傷害保険、火災保険、自動車保険の特約として個人賠償責任保険の契約をすることも可能です。
詳しくは保険会社にご確認下さい。

TSマーク付帯保険とは?
自転車安全整備士が普通自転車を点検・整備して安全が確認された自転車にはTSマークが貼られ、TSマークには、TSマーク付帯保険という保険を付けることも可能です。補償内容は損害賠償で最大1億円、怪我の入院でも15日以上が対象です。
  • 第一種TSマーク(青色マーク)

    第一種TSマーク(青色マーク)
  • 第二種TSマーク(赤色マーク)

    第二種TSマーク(赤色マーク)
  • 第三種TSマーク(緑色マーク)

    第三種TSマーク(緑色マーク)

青色TSマーク

傷害補償 入院15日以上
死亡・重度後遺障害(1〜4級)
一律  1万円
一律  30万円
賠償責任補償 死亡・重度後遺障害(1〜7級) 限度額 1,000万円

赤色TSマーク

傷害補償 入院15日以上
死亡・重度後遺障害(1〜4級)
一律  10万円
一律  100万円
賠償責任補償
被害者見舞金
死亡・重度後遺障害(1〜7級)
入院15日以上
限度額 1億円
一律  10万円

緑色TSマーク

傷害補償 入院15日以上
死亡・重度後遺障害(1〜4級)
一律  5万円
一律  50万円
賠償責任補償 死亡・傷害 ※示談交渉サービス付き 限度額 1億円

令和5年3月時点に貼付したTSマーク付帯保険の補償内容です。

TSマーク付帯保険の有効期限は
整備した日から1年間。更新を忘れずに!

TSマークの付帯保険には有効期限が定められており整備(点検)した日から一年間しかありません。日々の点検と、保険が切れていないか注意が必要です。

期限切れに要注意!