「自転車は軽車両の一種。乗る以上は自覚をもって乗らなければいけない」と思って、この度自転車免許証交付試験に臨んだ本田さん。 「子どもの頃から当たり前に乗っているし、試験なんて簡単にパスできるだろうと思っていたら、意外に難しくてびっくり。 一時は本当に落ちてるんじゃないかと不安になるくらい、結果が心配でしたが、なんとか合格できてひと安心」と、 試験後に安堵の表情で感想を聞かせてくれました。
小学生に、安全な交通ルール・マナーを学んでもらうために行われている「自転車運転免許交付試験」ですが、 真剣に聞いていないと間違ってしまいそうな問題ばかり。これまで間違って覚えていた事に気づかされたり、 大人も目からウロコの事が問題として出題されているようです。
自転車運転免許にチャレンジする小野さん
「自転車なんて乗れて当たり前」と思って実技試験に臨んだら、ゆっくり走ることがあんなに難しいなんて思ってもみませんでした」と語る小野さん。 「子ども達は皆、決められたコースを上手に走っているのに、大人の自分が何度もやり直しになるなんて」と、試験後も信じられない様子。
実技試験では、細い白線の中からはみださずに8字に進んだり、直進したり、 ポールの間をぬって走ったりと、大人でも失敗するコースが設定されています。 採点は減点式なので、何度も失敗すると点数が無くなって、試験に不合格になることも?
「つぎつぎと合格通知を受け取る子ども達を眺めながら、本当に自分は呼ばれないのではないか」と不安になりましたが、なんとか合格。 「これで、これからも安心して自転車に乗ることができます」と、合格通知を手に、安堵の表情をみせてくれた小野さんでした。