自転車で住みやすい
街づくりを目指す
Keepleとは、「keep left」・「keep people」・「key people」の3つの意味を持つ造語で「違法駐輪はいけない」という認識の向上や、ツーロックを行う人々を増やすための啓蒙活動、まちなかのゴミ拾い、そして挨拶活動を行う、北九州市立大学地域創生学群モビリティプロジェクトの活動の一つ。
Keepleを構成するメンバーは、北九州市立大学地域創生学群の学生のみなさんが中心となりながら、北九州市の職員、福岡県警、NPO法人I-DIOらで活動。「まちをキレイにし自転車でも来やすい地域にしよう!」という目的で、毎月定期的に活動。約1時間かけて小倉都心部を中心に放置自転車の整理を行っています。
Keepleでは放置自転車の撤去や禁止を訴えるのではなく、違法駐車された自転車を整理したり、それがいけないことだという事を伝えるための、学生オリジナルの啓発チラシの貼付を行っています。放置された自転車を禁止するだけでは自転車をまちから「排除」してしまうことになりかねません。それでは「自転車で暮らしやすい街、北九州」からほど遠くなってしまいます。そのためKeepleでは駐輪場の設置の推進と啓発活動をセットで行うことを重要視し。放置自転車の整理や啓発を併せて行っています。
Keeple活動は、学生だけでなく北九州市役所や福岡県警の方など多くの方が参加。活動中は放置自転車の整備と啓蒙活動とあわせてゴミ拾いも行われています。Keepleが活動している地域では放置自転車の減少や、盗難・窃盗などの軽犯罪の減少にもつながるなど、すみやすい街づくりへの良い効果も生まれているようです。